紅葉

 

 

 

一番好きな季節がやって来ました。

 

 

「何てかわいいの」

はずかしそうにうす桃色の頬をあからめている。

思わず、「ほぉっ」というため息がもれました。

 

 

どんな名画にも描ききれない一場面、一場面が、

リップに何枚も積み重なって、

その奥行きがどこまでも開かれ、導かれて、

自分の胸の中のまだ開かれていない場所にまで、気が付いたら、

たどり着いていました。

 

 

早いものでリップをはじめて、5年の歳月が過ぎようとしているんですね。

あの頃ではまだ理解できずにいた喜び(ご褒美)や苦悩などが、

ひとつひとつ、

多少なりとも人生を重ねた分だけ、いまは受け止められます。

自信がついて余裕が持てはじめたところなのかな。

 

 

予想してないものに出会う。

初々しい、お嬢さん風にみえた。